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02 · はじめに

はじめかた

入手してサンプルで試し、AI が作ったカードを Anchor Cloud に置いて繋ぐまで。GitHub で持ちたい人の道も残しています。

このページの中身

1. 入手する

入手先備考
iPhone / iPadApp StoreiOS 17.0 以降
AndroidGoogle Play(デベロッパーページ「Zen Article」から)Android 8.0 以降
Macこのサイトの紹介ページから .dmg を直接ダウンロードmacOS 13 以降・Apple 公証済み
ブラウザwww.ura-logi.com/anchor/app/ を開くだけ(入れるものは無し)学習の記録はそのブラウザに残ります

Mac 版は App Store を通さず直接配布しています。ダウンロードページに版・大きさ・SHA-256 を出しているので、落としたものが配布物と同じかを確かめられます。Windows / Linux 版は作っていません。

2. まずサンプルで触る

初回起動の時点で同梱サンプル3枚が入っています。どこにも繋がなくても、出題・参照の展開・採点まで一通り動きます。統計の基礎を題材にした自作のカードで、これは動作確認用です。

3. デモを読む(アカウント不要)

設定から「デモを読む」を選ぶと、公開のデモ用リポジトリを未認証のまま読み込みます。アカウントもトークンも要らずに「繋ぐ → ツリーを取る → カードを取る → 出題」までの流れをそのまま確かめられます。

デモ中は一覧の先頭に「デモ用のカードを読んでいます」が出続けます。

デモと同梱サンプルの採点は、あなたのリポジトリには送られません。 お試しの採点は端末の中の別の置き場に書かれ、自分のリポジトリを選んだ時点で捨てられます(捨てたことは画面に出ます)。手元に無いカードの記録が学習ログに紛れ込むと、追記専用なので後から消せないためです。

4. カードの置き場を決める

カードの置き場は2つから選びます。

Anchor Cloud(既定)GitHub
向いている人まず始めたい人。ほとんどの人はこちら自分でファイルを持ちたい人・既に GitHub を使っている人
必要なものなし(アカウント登録・メールアドレス不要)GitHub のアカウントとリポジトリ(無料で足ります)
繋ぎ方8文字のコードを入れるブラウザで許可してリポジトリを選ぶ

どちらでもカードの書式・学習ログ・出題は同じです。Anchor Cloud が何を預かるかはプライバシーと安全にまとめています。

5. Anchor Cloud で始める

Anchor Cloud は iPhone / iPad 1.7(22)・Android 0.3.1・Mac 0.1.9 以降で使えます。スマホ版はストアの審査を経て順次届きます。まだ届いていないときは、ブラウザ版で始めてください(あとから同じ置き場にスマホを繋げます)。

いちばん短い道は、紹介ページの一文をお使いの AI エージェントに渡すことです。AI は https://www.ura-logi.com/anchor/start.txt(AI 向けの手順書)を読み、何を覚えたいかを聞いてからカードを書きます。

AI が API を呼べるとき

AI エージェントが自分で通信できる場合は、ここまで AI がやります。

  1. AI が保管庫を作り、カードを書き込む
  2. AI が 8文字の対応付けコード(XXXX-XXXX)を教えてくれる
  3. アプリの 設定 → Anchor Cloud →「コードで繋ぐ」に入れる。これで繋がります
  4. 同期して、デッキを選べば出題が始まります

コードは15分・1回限りです。 切れてしまったら、アプリの「新しく作って、AI に渡す一文をコピーする」で保管庫を作り直し、その一文を AI に渡してカードを書き直してもらいます。

AI が API を呼べないとき(チャットの AI)

通信できないチャットの AI でも始められます。カードは貼り付けで取り込みます。

  1. アプリの 設定 → Anchor Cloud →「新しく作って、AI に渡す一文をコピーする」で保管庫を作る(この時点でアプリは繋がっています)
  2. コピーされた一文を AI に渡す。AI はカードを1つの返答にまとめて書きます
  3. その返答を丸ごとコピーし、アプリの「AI の返答を貼り付けて取り込む」に貼って取り込む
  4. 取り込めなかったカードがあれば、理由を AI に返す文面をアプリがコピーできます。AI に直してもらって、もう一度貼ります

貼り付けでカードを直すこともできます(iPhone 1.7.1・Android 0.3.2・Mac 0.1.11・ブラウザ版から)。 AI に直したカードを同じ id・同じ deck のまま書き直してもらい、同じように貼ります。上書きの確認が出たら「OK」。学習の記録は id で続くので消えません。貼り付けでは、カードを消すことと別のデッキへ移すことはできません。

一文には保管庫の鍵が入っています。AI に渡すためのもので、人には見せないでください。

別の端末を足す

繋がっている端末で「別の端末を足す」を押すとコードが出ます。それを新しい端末の「コードで繋ぐ」に入れれば、同じカードと学習ログを読みます。

6. GitHub で持ちたい人へ

カードを自分のリポジトリのファイルとして持ちたいときは、Anchor Cloud の代わりに GitHub に置けます。AI エージェントに「GitHub に置いて」と伝えれば、リポジトリを作ってカードを書くところから案内してくれます。

GitHub に接続する

接続 → ブラウザで許可 → 見えるリポジトリから選ぶの3手です。打ち込むものはありません。

  1. 設定(または一覧の先頭)から「GitHub に接続」
  2. 8桁のコードが出るので、開いたブラウザに入れて許可する
  3. アプリが自動でトークンを受け取る

中身は GitHub の Device Flow です。アプリにサーバー側の秘密を持たせない方式なので、GitHub との間に中継サーバーは挟みません。

許可の途中でアプリを離れても大丈夫です。 発行したコードは15分有効で、端末に控えてあります。戻ってきたときに続きから繋ぎ直します(Mac は窓を閉じても次の起動で再開します)。

見せるリポジトリを選ぶ

接続しただけでは、まだどのリポジトリも見えていません。Anchor は GitHub App として入るので、あなたが見せると決めたリポジトリだけがアプリに見えます。

リポジトリの一覧が0件のときは、設定の「見せるリポジトリを選ぶ」から GitHub のインストール画面を開いて選んでください。選んだあと、もう一度一覧を取り直します。

必要な権限は Contents: 読み書き(カードの読み取りと学習ログの書き戻し)です。変更(PR)タブを使うなら Pull requests: 読み取りも足します。

トークンを貼る道も残してあります

自前ビルドや組織の制約でログインを使えないときのために、Fine-grained PAT を貼り付ける経路も残しています。そのリポジトリだけに Contents: Read and write を与えた PAT を推奨します。どちらの経路でもトークンは端末のキーチェーンにだけ保存され、iCloud にも同期しませんし、リポジトリにも書きません。

カードを置く

リポジトリに Markdown を1枚置けば、それが出題の対象になります(書式は Anchor Cloud でも同じです)。いちばん短い例です。

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id: stat-sd-reading
deck: 統計/基礎
---

# 標準偏差から何が読み取れるか

平均が同じ2つのデータについて、どちらがばらついているかを数ひとつで言いたい。

<!-- back -->

各値と平均の差を2乗して平均し(分散)、その平方根を取る。データと同じ単位なので「だいたい平均からこれくらい離れている」と読める。
  • ファイルはvault の直下には置けません(1つ以上のディレクトリの中に入れる)
  • id は変えない。学習履歴と結ぶ唯一の鍵です
  • 書式の全体はカードの書式を見てください
  • AI エージェントに書いてもらうならカードを書いてもらうへ

7. 同期する

学習タブの同期ボタン、または引っ張って更新で同期します。読むのはカードと data/ の3ファイルだけ、書き戻すのは学習ログと弱点メモだけです。Anchor Cloud でも GitHub でも同じです(同期)。

同期が終わると、デッキごとに「復習 n / 未学習 n」が並びます。デッキを選べば出題が始まります(復習する)。

デッキ一覧。カード3枚・期限切れ0・未学習3、デッキごとの枚数が並んでいる
画面同梱サンプルを読んでいるところ。上の帯は「まだ自分の置き場に繋いでいない」ことを出し続けます。

このページは Anchor Cards の公開版の仕様書です。アプリの挙動と食い違いを見つけたらお問い合わせからお知らせください。